SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

私の所有するレンズを紹介するコーナー第5回目です。
今回はSIGMAです。

SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離17mm-50mm(35mm判換算で約25.5mm-75mm)
最大口径比1:2.8
レンズ構成13群17枚(FLDガラス2枚、非球面レンズ3枚)
絞り羽根枚数7枚(円形絞り)
手ブレ補正4.0段
最短撮影距離28cm
最大撮影倍率1:5
最小絞りf/22
最大絞りf/2.8
フィルター径77mm
寸法83.5mm×91.8mm
質量565g
発売日2010年7月9日

2015年6月購入。
普段写真を撮っている中で,暗くてシャッターが切れない状況に苛つくことが多々ありました。
明るいレンズが欲しい,しかも出来れば安い方が良い…ということで最初はAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G を検討していました。
しかし,ズームを多用している自分には単焦点を使いこなしきれないんじゃないか?という思いもありました。

そんな中色んなサイトを見ていて,大三元レンズなるものの存在を知る。
お値段的にとても手が出そうにはなかったものの,f/2.8通しでありながら,DX機専用の格安ズームレンズがSIGMA・TAMRONの両社から発売されているとのこと。
しかもどちらも手ぶれ補正付き
正直どちらにするか迷いました。
SIGMAはレンズのズームリング回転方向がNikonと逆というのは引っ掛かりましたが,SIGMAの方がTAMRONより画質が良いという書き込みが有ったのと,フィルム時代から今まで使ってきたレンズがSIGMAだったこともあり,信じてSIGMAに決定。

またまた楽天ポイントが2万7千ポイント貯まっていたので,5千円弱しか払わずに済むということでポチってしまいました。

実際使ってみて,画質は若干カリカリ気味ですが,背景はしっかりボケてくれましたし,ストロボを焚けない少し暗い環境でもシャッターが切れるようになり,f/2.8通しのレンズを購入したかいがあったと実感しました。

しかし,ズームリングの回転方向には慣れないですね。
レンズを全てSIGMAに統一出来るなら問題ないのでしょうが,NikonやTAMRONと組み合わせて使うと混乱します。
こちらを正しく使えると,レンズ交換した際に他のレンズで操作を誤るといった具合に。

それからテレ端が50mmというのが若干不満でした。
距離に関しては解っていて買ったのですが,いざ使ってみると足りないと感じることが多かったです。
特にTAMRON A009を購入してからは,50mm〜(35mm換算で)135mmの間がないことに強く不満を感じるようになりました。
まぁ,これはDX機にフルサイズ対応レンズを組み合わせて使っていたせいなんですが。

そしてもう一点。
撮影した写真が若干寒色傾向が強いように感じました。
現像段階でLightroomを使うので,修正はいくらでもきくのですが,出来れば撮影時の色に近い方がいいのに…というのが率直な感想。
森林とか冬景色なら良いと思うんですが,如何せん娘の写真が多いので,寒色傾向の発色は私に合わないのかもとちょっと考えさせられました。

でも,D80時代後半3年間はほぼ付けっぱなしの主戦力として存分に活躍してくれました。
このレンズで,写真を撮るのが更に楽しくなったと思います。